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【入社10年目インタビュー】ここで見つけた自分らしいキャリアの重ね方

【入社10年目インタビュー】ここで見つけた自分らしいキャリアの重ね方

JUNでのキャリアを重ねて、やりがいや仕事内容も変化してきた入社10年目。さまざまな業務を担当し、いくつもの壁を乗り越えてきた豊富な経験を力に、より一層輝き続ける3名の社員にインタビュー。 10年目という節目を迎えた今、改めてこれまでを振り返りながら、長くJUNで働き続ける理由や、これからJUNでのキャリアをスタートする方へ伝えたいことを聞きました。

川名
Saturdays NYC デザイナー
小林
NERGY ディストリビューター
西田
ADAM ET ROPÉ ショップマネージャー

数ある企業のなかから「JUN」を選んだ理由

ー皆さんが、JUNに入社した理由と経緯を教えてください。

小林:

私は学生時代からファッションが好きで、就活時もアパレル企業を中心にエントリーしていました。面接でお話したJUNの担当者が、対等な目線で話を聞いてくれたのがとても印象的で、「あたたかい会社だな」と思い入社を決めました。

西田:

私は元々JUNで取り扱っているブランドの服が好きだったというのもありますが、小林さんと同様、JUNの担当者が採用説明会や面接で優しく接してくれたことが決め手でした。入社した後もその印象は変わらず、人とコミュニケーションを取るのが上手な人が多いと感じます。川名さんはどうですか?

川名:

僕は大学で機械工学を学んでいたので、理系・文系の両軸で就活をしていたんです。その選択肢のなかにアパレル企業があって、さまざまな企業を見たなかで最終的にJUNを選びました。入社してみて思ったのは、自ら発信したり積極的に声をあげれば意見が通りやすい社風だということ。そこが自分にもフィットしていると思いました。でも、実は3年ほどしてJUNを退職したんですよ。

退職、異動…それぞれの歩みを振り返る

川名:

はじめに入社したときは配属されたブランドで3年間販売を経験しました。そこで一度JUNを辞めたのですが、その後またご縁があって生産、バイヤーとして復職したんです。今は「サタデーズ ニューヨークシティ」のデザイナーとして服づくりをしています。ブランドごとにターゲットであるお客さまや、採用する素材やデザイン、生産背景も変わるので、複数のブランドを経験したことが自分自身のスキルアップにつながったと思います。

小林:

私は途中でキャリアチェンジしたんですよ。新卒入社して、配属されたブランドの店舗で5年間販売を経験した後、ECを担当する部署へ異動しました。今は「ナージー」のディストリビューターとして、メーカーから商品を仕入れる仕事をしています。

西田:

私も新卒で配属された店舗で販売をしていましたが、ブランドを異動して以前から好きだった「アダム エ ロペ」の配属に。ブランドは変わりましたが、これまでずっと販売職を続けています。

ー最初は皆さん、店舗の販売からキャリアをスタートさせたんですね。その当時の経験は、今の仕事にどう影響していますか?

 

川名:

店舗で働いていた頃は、何よりもお客さまに喜んでいただくことを仕事において意識していました。今携わっているデザイン領域でも、洋服を着るお客さまをイメージしながらつくるので、販売職の経験が今の仕事に活きていると感じます。

小林:

お客さまの声を聞くこと、お客さまの姿を想像することは、どの職種においても大事ですよね。本社だと売上などの数値でしか店舗の様子がわからないので、今も定期的に店舗を回って、現場で接客をしているスタッフと話しながら意見を汲み取るよう心がけています。

西田:

私は今も店舗に立っているので、商品や店舗に対するお客さまの声やスタッフの意見は、日々ダイレクトに聞こえてくるんです。小林さんがおっしゃるように、本社スタッフと現場スタッフが情報や意見を交換しながら連携することで、よりお客さまの満足度向上につなげられるはず。なので、私も本社での会議に参加する際は、現場の声を細かく共有するようにしています。

キャリアの転機と、乗り越えてきた壁

ーこれまでのキャリアで転機や大変だったことはありましたか? どのように乗り越えたかも教えてください。

西田:

最初に配属されたブランドから「アダム エ ロペ」へ異動したときが、私にとって最初の転機でした。お客さまの層も求められる知識も違ったので、他店舗へのリサーチや情報収集をして、お客さまのニーズに応えられるように接客の仕方も変えていって。
そこからショップマネージャーを任されることになって、さらなる壁にぶつかりました。最初は自分が思い描く“理想の店長像”に近づこうと頑張っていたんですが、スタッフとの関係づくりや売上の面でも思うようにいかず…。そこで理想の姿を追うのではなく、自分は自分らしいやり方でいこうと。すると自然とスムーズにいくようになりました。当時はちょっと気負いすぎていたのかもしれませんね。

小林:

ショップマネージャーはお客さまやスタッフをはじめ、お店全体を常に目配りする必要がありますもんね。私にも少し似た経験があるんですが、以前担当していたブランドのサブショップマネージャー兼オープニングスタッフとして名古屋のお店に異動したんです。人材育成やマネジメント業務などを任されたんですが、とにかく良いお店を作ることに毎日必死で。すごく大変だったけど、今思うと私を大きく成長させてくれた経験だったと思います。

川名:

僕は、やりたいことがあって一度はJUNを退社したけれど、バイヤーとして復職したことが自分にとって大きな変化でした。社内の雰囲気が好きだったのも、復職の後押しに。JUNに戻ってバイヤー業務を担当した際に、辞めていた期間につながった人と一緒に仕事ができたのも嬉しかったですね。これまでを振り返ると、JUNでの経験も、JUNを離れていた間で得た経験や出会いも、すべてが今の自分につながっていると実感します。

成長機会とサポートがあるから長く働ける

ーこれまでを振り返って、どのような変化や自己成長を感じますか?

川名:

何事もポジティブに取り組めるようになりました。「考えるより、まず行動してみよう!」と思えるように。 JUNは個々が担当する仕事や責任が多岐にわたるので、もし他の企業で働くことになってもこのスキルや経験は通用すると思います。

小林:

わかります。私も本社勤務になってからは、店舗でショップスタイリストとして働いていた頃とまったく違う仕事をしています。おかげで色んな視点を養うことができましたし、物事を先々まで考えられるようになったと思います。川名さんと同じように、さまざまな領域の仕事に関われたことは大きな経験ですね。

西田:

私はお2人のように異分野へのキャリアチェンジはないですが、販売一筋でやってきたなかで色んなステップアップがありました。ショップスタイリストからショップマネージャーになり、現在はお客さまや一緒に働く仲間、そして会社全体のことを考えながら行動するようになりました。自分のことを理解し、周囲のスタッフたちを理解し、お互いに協力し合いながら仕事ができているなと感じます。
例えば、私がいる店舗ではライフステージの変化に合わせて産休・育休制度を活用している人や、時短勤務で働くスタッフもいるんですね。本人たちもその周囲も、お互いに気持ちよく働けるよう協力し合っています。

小林:

本社でも同じように、多くの社員がそういった制度を活用しています。周囲のサポートがあることに加えて、福利厚生や制度がしっかり運用されているのは心強いですよね。

指針にしている「5 RULES」の言葉

スタッフ共通の行動規範「5RULES」。そのなかで大切にしている言葉はありますか?

小林:

ショップスタイリストだった頃は「Happiness for Everyone」を胸に、お客さまや一緒に働いている仲間が心地良いと思う店づくりを目指していました。現在は、“真似できない品質を追求し結果を出す”ことを表した「Extreme Quality」ですね。ディストリビューターの仕事をするようになってから、事業全体の売上や利益を考えた最善の提案を意識するようになりました。

西田:

私も同じく「Extreme Quality」を仕事の指針にしています。日々の人材育成や、店舗のレイアウト、すべての仕事の質を上げることが、売上などの結果や、お客さまをはじめとする周囲からの評価につながると思うので。お客さまにショップやブランドのファンになってもらい、働いているスタッフや仲間たちも誇りに思える店づくりを今後も目指していきます。

川名:

僕は“人がすべてをつくる”という意味が込められた「Human First」です。チームのメンバーはもちろん、お取引先さまなど多くの方々と関わる環境なので。皆と円滑に楽しく仕事をするために、一人ひとりにリスペクトを持って良好な関係を築けるようにしています。その意識が、良い商品を企画することにもつながると信じています。

これから一緒に働く未来の仲間へ

ー最後に、これからJUNで働きたいと考えている人に向けてメッセージをお願いします。

小林:

アパレルであれば「ファッションが好き!」という気持ちが一番。私もこの気持ちがあったから長年働いてこられたと思います。あと、やりたいことがあれば自由に取り組める働きやすい社風なので、仕事を楽しんでいる人が周りに多いです。これから入社される方にも仕事のおもしろさを感じてほしいですね。

川名:

入社10年目を迎えて改めて思うのは、JUNなら自分のやりたいことに挑戦できるということ。下からの意見も吸い上げて取り入れてくれるので、やりたいことがあったり、良いアイデアがあればどんどん手を挙げてほしいです。

西田:

何かを“好き”という気持ちや、やりたいことを主体的に発信していくことはJUNで働くうえで大事だと思います。あとはお客さま、一緒に働く仲間との関係を大切にすることでしょうか。

私自身、お店に遊びに来てくれたお客さまからパワーをもらったり、困ったときは先輩に相談してアドバイスをもらったり、これまでたくさんの人に支えられてきました。プライベートも共有できる、一生の仲間と出会えたことは大きな財産になっています。